去年の7月にブログを開設して以来、『ポケモンブログを書きたい』と言うタイトルでやってきました。
…『ポケモンブログを書きたい』て……。タイトルじゃ無いじゃん、ただの願望じゃん。
開設時に適当に名付けて、そのまんまになってたので、タイトル変えます。
最近は対面構築ばっかり組んでたので、『No change日記』にします。対面構築に飽きてサイクルパを組始めたら、『Change日記』にします(笑)
今後とも、当ブログを宜しくお願いします。
サムネ用。可愛い。
こんにちはメノノリです。
TN『メノノリ』で潜ってました。
結果を出せなかった前期の悔しさをバネに、目標としていたレート2000に到達した構築を記事にまとめました。読んで頂けたら嬉しいです。
★構築★
時間が掛かり、受けに回るサイクルパに苦手意識を持ち、対面構築を組もうと思ったところからスタートしました。サイクルパを綺麗に回す人は、本当に尊敬します。
対面性能に優れるメガメタグロスとゲッコウガの2体を軸とし、攻撃範囲、行動保証のあるポケモンで周りを固めました。
運負けの要素を出来るだけ排して、運勝ちを拾うことも意識しました。以下、個別解説です。
陽気 クリアボディ→硬い爪
183(220)-177(92)-170-112-130-170(196)
今回のメガ枠であり対面の要。ウルボ入り色違いメタグロス、NN『マジンガさま』です。
ギリギリまで火力と素早さを削り、耐久を高めています。調整は、CSメガゲンガーのシャドボを耐えて、返しの地震で倒せる位(高乱数)。素早さは最速ガブ抜き。
技構成は、どのレート帯にも多い『カバ+リザ+フェアリー』の並びを強く意識した4つ。
一風変わった型ですが、これはメタグロスはアイへを覚えていれば最低限やりたいことは出来るため、その他の自由度は高いと言う持論に基づいたモノです。
岩石封じはリザガモスに撃つのは勿論、起点回避、後続のサポートとして有用な技です。
草結びはカバやヤドラン、メガギャラへの打点。2000を達成した試合では、ヌオーを消し飛ばすのに使いました。硬い爪補正により、陽気であってもそこそこ火力が出ます。具体的にはカプ・コケコの草結びと同じ位。
たくさん怯ませてくれてありがとう。ミミッキュに強いメガ枠は本当に心強かったです。ゴーストZは勘弁な。
ゲッコウガ@気合いの襷
控えめ 激流
147-*-88(4)-170(252)-91-174(252)
熱湯 / 悪の波動 / 水手裏剣 / 挑発
選出率No.1の構築軸、激流襷ゲッコウガです。
変幻自在ゲッコウガとは全く別の生き物であり、その対応範囲は浅いが非常に広い。
熱湯と悪の波動の試行回数を増やすことが肝であり、何度も何度も、追加効果を引いて試合を有利に進めてくれました。激流水手裏剣も沢山ヒットさせてくれました。
相手が変幻自在前提の動きをしてくれる事も多く、そういった意味でも運勝ちを拾いやすいポケモンです。
冷凍ビームを切った弊害は勿論ありましたが、挑発はギャラドスの竜の舞、クレセリアのトリックルーム等、致命的な変化技を封じるために必須だと考え、どうしても外すことは出来ませんでした。
水・フェアリータイプに弱い点は、周りをそれらに強い駒で固めることでフォローしました。
このポケモンが居なければ2000突破は有り得なかった。感謝。
アーゴヨン@拘りスカーフ
控えめ ビーストブースト
148-*-93-196(252)-94(4)-173(252)
竜の波動 / ヘドロウェーブ / 火炎放射 / 10万V
今期MVPのフィニッシャー。
スカーフ型に良く採用されている竜星群・蜻蛉返りでは無く、竜の波動・10万Vを採用しました。
《竜星群竜の波動》
スカーフアーゴヨンは手負いの相手に対して死に出し、ビーストブーストの起点にすることを前提としています。よって、竜星群で無理に火力を出すより、以降も連打の利く竜の波動を選択しました。実際に竜星群が無くて困ったことは無く、命中も安定しているため正解でした。
《蜻蛉返り10万V》
蜻蛉返りが最も有効に働くのは、ミミッキュや襷持ちと対面した時だと思います。ところが、初手対面でも無い限りその様な場面は訪れず、この技は必要ないと判断しました。代わりに入れた10万Vは、レヒレ+カグヤの並びに通り、ゲッコウガを一撃で倒せ、ドヒドイデやギャラドスに大きな打点となる等のメリットがあります。
素早さにブーストを掛けなくても、初速から多くの相手を抜けるのは頼もしかった。
相手の鋼枠さえ始末すればヘドウェか竜波が一貫することも多く、様々なゲームを決定付けてくれました。
意地っ張り 化けの皮
149(148)-143(156)-123(180)-*-126(4)-119(20)
じゃれつく / シャドークロー / 影打ち / 剣の舞
調整はよくあるABミミッキュの耐久から、少しだけSに割いたものです。これはミラー対策、また、ABミミッキュを意識してSを117~118位に調整しているポケモンが散見された為です。実際に、相手のミミッキュを抜いて勝てた試合もあったので正解。
技構成はじゃれ影剣舞までは確定、残りの一枠には呪いを採用した方が対応範囲が広まりますが、今回はシャドクロを選択しました。対面構築におけるミミッキュはラス1で繰り出した時が最も強力ですが、呪いは後続が居ることが前提の技となります。それならば、安定したダメージソースがあった方が良いと判断。ただ、1回オニゴーリに嵌められた時はちょっと後悔。
あまりにも強力なポケモンですが、どのパーティにも対策枠があり、一筋縄ではいきません。一番 大事なのは、Zを切るタイミング。透かされないよう、細心の注意を払いました。
霊獣ボルトロス@カクトウZ
穏やか 蓄電
185(244)-*-102(92)-166(4)-129(140)-125(28)
10万V / めざパ氷 / 気合玉 / 悪巧み
耐久にがっつり割いた特製の霊獣ボルトロス。詳しい調整は、単体考察記事を参照して頂きたいです。
tak820.hatenablog.com
主に、ミミッキュを選出できない鋼絡みのサイクルパ相手が主な出番です。故に、持ち物は鋼を倒すカクトウZで確定。
体感ですが、火力や素早さを削った弊害より、耐久を高めた事で得られるメリットの方が遥かに多かった様に思います。こいつが相手取るサイクルパはどうせ鈍足ですし、火力も悪巧みでカバーできますしね。
多くの攻撃を一度は耐えるため、選出しやすかったです。
控えめ 新緑→厚い脂肪
187(252)-108-151(60)-170(100)-152(92)-101(4)
ギガドレイン / ヘドロ爆弾 /めざパ炎 /地均し
メガ枠その②。メガフシギバナを一撃で倒せる採用率の高いポケモンはテテフとボーマンダ位であり、持ち前の耐性と耐久で幅広い相手と戦うことが出来ると考え採用に至りました。ゲッコウガの苦手とする、水フェアリー、キノガッサへの選出圧力枠でもあります。
調整はミミッキュの+2ぽかぼかフレンドタイムと影打ち、臆病リザYの晴れオバヒを耐える位。素早さは地均し1回で準速ミミッキュ、2回で最速メガゲンガーを抜ける様に。
地均しはミミッキュの皮を剥ぐ時に使ったり、ヒードランやゲンガーの身代わりの起点となるのを防ぐ際にも重宝します。
対面構築にフシギバナを採用することに最初は懐疑的な部分もありましたが、胞子や宿り木、毒毒が通じず多くの水、草、電気、フェアリーに強いと言った独特な性能を充分に発揮し、メタグロスと共に立派にメガ枠二枚看板を務めあげてくれました。
★選出★
ゲッコウガ+メガ枠+α
ほぼ全ての構築にゲッコウガを選出。先発が基本ですが、ステロが無いと判断した場合は後ろに置いておく事もありました。
αの枠は基本はミミッキュですが、アーゴヨンを通せそうな時は積極的に選出していました。サイクルパは霊獣ボルトロスで破壊。
今期も楽しくポケモンをする事が出来ました!これも、共に戦ってくれたパーティメンバー、対戦相手の方々、そして、ブログを読んでくださる皆様のおかげです。本当にありがとうございました。来期も宜しくお願いします。
初めてレート2000を突破することが出来ました。
漸く、目標としていた2000越えの構築記事を書くことが出来ます(執筆中)!本当に嬉しいです!
いつも苦戦する1800帯を無敗で通過でき、その後も大きく溶かすこと無く目標を達成出来たため、今まで一番自信のある構築となりました。
この結果に満足せず、来期以降も気を引き締めていきたいと思います。
『同様のポケモンやコンセプトを継続し、研鑽する』プレーヤーを僕は強く尊敬している、と言う話をします。平たく言うと、構築を使い込める人について。文字ばかりの記事になってしまいますが、読んで頂けたら嬉しいです。
自分の今まで使用した構築には一貫性が無く、毎シーズンかなり迷走していると感じます。
その一番の理由に挙げられるのが、『構築に対する自信の無さ』です。
自分の理を正しく纏め、構築と言う形で具現化するのは、ポケモンの一番の醍醐味であり、そして最も難しい作業です。『メタゲームを読み、環境の急所を暴く』と言う方法が理想ではありますが、これは益々難しい。一部のプレーヤーにしか出来ない芸当だと思います。
構築をする際のもう1つの、有効な方法が最初に述べた『同様のポケモンやコンセプトを継続し、研鑽をする』であるわけです。
自構築の理解度が高く、多くの経験を積んだプレーヤーは、例え構築に多少メタゲームに合わない部分が在っても、ある程度は結果を残せると言うのが僕の持論です。
これは出来そうに見えて中々難しいことであり、自信が無いからこそ、不安だからこそ紆余曲折してしまうものです。
実際に、僕も同じ構築を使っている時に敗けが重なると、途端に不安に襲われ、『このポケモン、コンセプト、構築で良いのか』と言う思考に支配されます。多くの場合、これは構築への理解度の低さが原因だと頭では解ってはいるのですが、ついつい、コロコロと構築を変えてしまう。これがいけない。
僕に確固たる自信が無い故の行動です。だからこそ、継続力のあるプレーヤーを素晴らしいと感じているのです。
僕も、いつかは、自信を持って自分の構築を、意思を貫けるプレーヤーになりたいものです。
最後にBWの四天王、レンブの対戦後の台詞を引用したいと思います。ポケモンの台詞の中でも、これが一番すきです。
最強のポケモンなど いないし
ベストの 組み合わせも ない……
それゆえ つねに
勝ち続けるのは むずかしい
だが 強さを求める 心
最強を 知りたい 気持ち……
それをわたしは 尊いと 思う
そして それを 持っている
おまえを 尊敬する
メガエルレイドの記事が少ないと感じた為、色々考えてみました。
173(236)-194(68)-115-*-135-171(204)
陽気 正義の心→精神力
メガエルレイドは数値自体は少し控えめなものの、種族値の配分は良いため、ギリギリやりたい事が出来るラインになりました。以下、調整意図。
★耐久ライン
物理
A233 メガバシャーモ
フレアドライブ 136~165 (78.6~93.6%)
A182 メガリザードンX
逆鱗 139~165 (80.3~95.3%)
A216 メガバンギラス
+1 噛み砕く 127~151 (73.4~87.2%)
砂ダメージ 10×2回込みで確定耐え
特殊
C222 メガゲンガー
シャドーボール 150~176 (86.7~101.7%)
C211 メガリザードンY
晴れ大文字 145~172 (83.8~99.4%)
C197 霊獣ボルトロス
10万ボルトZ 144~171 (83.2~98.8%)
C179 アーゴヨン
竜星群Z 145~172 (83.8~99.4%)
C170 ゲッコウガ
ハイドロカノンZ 142~168 (82~97.1%)
★素早さ→171 最速103族抜き
最大の仮想敵であるメガガルーラを擁する最速100族(実数値167)は切れず、耐久調整と相談した結果この数値に。準速メガボーマンダ(実数値172)に抜かれますが、エルレイドで相手取る必要はありません。
★火力、技構成
エルレイドは攻撃、変化共に技が豊富であり、インファイト以外は自由枠だと思います。今回は、上記の4つを考察します。
○インファイト
確定枠のメインウエポン。デメリットはあるものの、ビルド+ドレパン型でも無い限り採用しない理由はありません。
火力は、無振りゲッコウガに等倍で当てたときに確定で落とせる位。
○地震
主に霊、毒、フェアリーの複合タイプに刺します。無振りカプ・コケコを81.3%で、無振りメガゲンガー、アーゴヨンを確定で落とせる程度です。
この技は、『インファイトで耐久を下げたくない時』にも非常に有用な技です。例えば、ヒードラン、ウツロイド、バシャーモと言った敵に対してですね。
H振りのギルガルドに半分以上入る為、交代読みで当てれば突破出来る可能性があり、少なくとも毒みがの起点になることは防げます。天敵となるギルガルド入りのパーティにも選出出来るようになるのは大きいと思います。
○岩石封じ
リザードン、ウルガモス、霊獣ボルトロス辺りを意識した技です。素早さラインの調整も、この技あってこそ。
良くある耐久振りリザードンY(H175-B112くらい)は、約44%程の確率で落とせます。分の良い確率とは言えませんが、耐久無振りならば問題なく落とせること、C211晴れ大文字までは耐えるため、十分つっぱる事も可能だと思います。ニトチャしてくれたらラッキー。
リザードンがXだった場合でもA182逆鱗まで耐えるので、岩石封じ→地震で大体落とすことが出来ます。鬼火当てられたら土下座。
起点回避、後続サポートとしても有用であり、格闘との相性補完も良いので、是非採用したい技です。
○影打ち
エルレイドの様な対面重視のポケモンには、是非とも先制技を採用したいです。
地震で打ち漏らしたカプ・コケコやH振りメガゲンガーを処理したり、死に出しされたミミッキュの皮を剥いだり、あると非常に便利な技。
今回のメガエルレイドはHSに大きく割き、行動保証を得る事をコンセプトとしました。先述した様にエルレイドは対面重視のポケモンであり、出来る限り対応範囲を拡げる必要があると思います。
非常に器用なポケモンであるため、構築の主軸としても、穴埋めとしても良い味を出しそうです。
余談
エルレイドは2016年にポケセンで行われていたハロウィーンイベントで、サーナイトと共に主役となっていました。
お洒落なグッズが非常に多いイベントで、自分もクロッキー帳を購入しました。
勿体無くて、中々使えない。
積みサイクルのステロ要員を考えていた時のアイデアです。
バンギラス@気合の襷
陽気HS
岩石封じ / イカサマ / 挑発 / ステロ
エアームド@マゴの実
陽気HS
岩石封じ / 吹き飛ばし / 挑発 / ステロ
通常のバンギムドーの様に2体で守備的にサイクルを回すのでは無く、相手のパーティを見てから、ステロ+αの動きが確実に出来そうな1体だけを選択して初手に置き、後続のエースで抜く構築です。
前期の構築http://tak820.hatenablog.com/entry/2017/11/12/004242 ←でステロガブリアスが、マンムーやゲッコウガ相手に満足な仕事が出来ない事があり、それを克服する方法は無いかと考えたのがキッカケです。
ただし、この2体は単体として見ると非常に弱く、ステロ要員以上の活躍を期待出来ないです。その点、ガブリアスは単体でも一定の強さを保っており、ステロを撒かずとも活躍できる可能性があります。
ステロ+αの仕事さえ確実に遂行出来れば、残り2体で勝利できる組合わせが在れば良いのですが、中々難しいですね。
いつかまた考察するかも知れないので、備忘録として残しておきます。
2017年、お疲れ様でした。
今回は、今年共に戦ったポケモン達と忘年会をしたいと思います。
シーズン4
http://tak820.hatenablog.com/entry/2017/07/17/085115
記念すべき、1発目の記事で紹介したマンマンスイ。HDチョッキマンムーや草Zドラン、襷コケコにスカーフゲッコウガ等、最メジャーでは無い、ちょっと変化球な型ばかり使っていました。
この構築で、どうやってポリゴン2を倒していたんでしょうか。今見ると疑問ばかり募る。
またいつか、マンダ軸を組んでみたい。
シーズン5
http://tak820.hatenablog.com/entry/2017/09/13/002500
ミミロップを愛でた時期。膝を割る度、涙を流したシーズンでもあります。ミミロップ自体は強かったのですが、この時期多かったバシャーモ軸に負けまくりました。スカーフテテフを許さない。
この頃から、段々普通のサイクルパを組むことに、苦手意識を持ち始める。
シーズン6
http://tak820.hatenablog.com/entry/2017/11/12/004242
『楽に早く勝ちたい』と言う思いが詰まった構築。やることが単純で楽しい構築です。
ただ、この頃はイージーウィンばかりを意識し、立ち回りや構築の考察が雑になっていた時期でもあります。
イージーウィンが悪いと言う訳では無いですし、出来たら楽に勝ちたいのですが、ポケモンはそんなに甘いゲームではありませんでした。反省。
シーズン7
今の並び。ウルボ入り色メタグロス、『マジンガさま』を使いたくて組みました。
メタグロスは運勝ち製造機だと聞きましたが、コイツの強さは寧ろ、クリアボディや耐久、速度、命中安定技と言った要素により、 運負けしづらい安定性だと思います。
穏やかボルトロスが過労死する構築。
シーズン終わったらまた記事を書きます。
今年は沢山のポケモンにお世話になり、また、沢山の方にブログを読んでいただいて本当に楽しくポケモンライフを過ごせました。
本当にありがとうございました。来年も宜しくお願いします。