メノノリの日記

ポケモンやります

【SMシーズン5使用構築】ミミミミ構築

こんにちは、メノノリです。
今シーズンはもう殆ど潜れないと思うので、ちょっと早いですが構築記事をまとめます。最終順位がわかり次第更新いたします。

※追記 なんやかんやで、最終日に改良版で潜ってました。良ければそちらの構築記事もご覧下さい。http://tak820.hatenablog.com/entry/2017/09/13/002500


★使用構築★

今期は、ミミロップミミッキュ、『ミミミミ構築』を使用しました。以下、個別解説。


ミミロップ@ミミロップナイト
陽気 メロメロボディ→肝っ玉

143(20)-187(244)-115(4)-*-117(4)-203(236)
飛び膝蹴り 恩返し 猫騙し 冷凍パンチ

本構築のエース兼アイドル。主な考察は過去記事参照。
http://tak820.hatenablog.com/entry/2017/08/16/225629

序盤は猫騙しで削り、終盤に相手を上から制圧するのが基本になります。
この動きを実現するためには、信頼の置ける退き先、そして崩し役が不可欠となり、これを考えるのがミミロップ構築の楽しいところだと思いました。

飛び膝蹴りを撃たざるを得ない場面が多く、何度も外して泣きそうになりました。それでもミミロップを使い続けられた理由は、『上から等倍で叩くという唯一無二のスペック』に他なりません。何より見た目が可愛く、何だかんだで許してしまいます。ミミロップに限らず、可愛い女の子はホントに人生得です。




ミミッキュ@フェアリーZ
意地っ張り 化けの皮

159(228)-156(252)-104(28)-*-125-116
じゃれつく 影うち 剣の舞 呪い

『ミミミミ構築』の『ミミ』担当。今気付きましたが、ミミミミ構築って樹木希林に似てますね。え、似てないですか?

本構築のZ枠、崩しを担当。HPに振ったお陰で、皮が剥がれても色々耐えてくれました。

技構成は最大火力を出すために、じゃれつくZ+剣の舞、対面性能を上げる影うち、最後の枠には呪いを採用。これにより、耐久ポケモンへの崩し能力の向上、バトンやむらっけ等の特殊戦術への対抗力を得ることが出来ました。相手のラス1を呪って、ミミロップ猫騙しでターンを稼ぐと言う動きも何度かあり、とても強力な技だと思いました。

今期初めてミミッキュを使いましたが、使用率1位なのも納得の性能でした。





スイクン@ゴツゴツメット
ずぶとい プレッシャー

207(252)-*-183(252)-110-136(4)-105
熱湯 冷凍ビーム 吠える リフレクター

ミミロップからの退き先、クッションを担当。最初はカプ・レヒレに浮気していましたが、やはりスイクンに戻ってきました。

選出率No.1、今期のMVPです。
前期は控えめ個体で瞑想+みがわり型でしたが、今回は前述の通りクッションとしての要件を満たすため、ゴツメ型に変更。
ボーマンダバシャーモ、ガルーラ、メタグロスと言った強力なメガ進化ポケモンを相手取る事が多く、パーティの盾として活躍してくれました。

技構成は基本の熱湯と冷凍ビームに加え、起点回避の吠える、ゴツメと相性の良いリフレクターを採用。これらにより、対積みエース性能が格段に向上しました。

ヒレと比較した際、やはりHP種族値による単純な物理耐久の指数の差、そして熱湯の有無が大きかったです。レヒレは鋼が等倍であり、この部分もメタグロスを受ける際に気になる点でした。





ヒードラン@クサZ
控えめ 貰い火

166-*-126-200(252)-127(4)-129(252)
噴煙 ソーラービーム 大地の力 ラスターカノン

Z枠、崩し担当です。最初はギルガルドだったのですが、いつの間にか前期も使っていたこいつに。何だかんだで採用してしまった…。

調整は相変わらずのCSぶっぱ、その上フルアタと技も雑。この適当配分により、『あ、耐えない…』とか、『あれ、何か先制できた』みたいな事が頻発。やはり調整はちゃんとすべきです。

あんまり使いたくない型のヒードランですが、何故か活躍してしまう。来期は絶対違う型か違うポケモン使います。…フラグにしか聞こえませんが。





★サンダー@達人の帯
控えめ プレッシャー

190(196)-*-105-194(252)-110-128(60)
10万ボルト 目覚めるパワー氷 熱風 毒々

誤魔化し枠。困ったときはこいつに何とかして貰ってました。

王冠の登場で厳選の概念が緩くなった昨今ですが、こいつ、天然のめざ氷理想個体です。4年位前、6世代でサンダーを厳選中にこの個体を捕まえたときには、雷に打たれた様な衝撃を受けて狂喜乱舞しました。サンダーだけに。なので、その時の嬉しさを忘れないために、このサンダーのB個体値は王冠を使わず未だに30です。…関係無い話になってしまいました。

電+氷+炎の技範囲とそれを活かす達人の帯、そして耐久崩しの毒々により、対応範囲がかなり広いです。

配分はCぶっぱ、準速メガヘラクロスまで抜けるようにSに振り、残りをHに。ここまで火力に振る事で、舐めたアシレーヌテッカグヤを消し飛ばしたり、耐久マンダに悠長させなかったり、乱数が絡みますがクチートを焼き殺したり、かなり強かったです。





ダグトリオ@気合いの襷
陽気 蟻地獄

111(4)-152(252)-70-*-90-189(252)
地震 岩石封じ 不意討ち ステルスロック

マスコット担当。選出画面で相手を威圧します。

…それ以上に語ることがありません。
それもそのはず、こいつ、1回も出したことがありません。ただ、こいつを入れてから勝率が凄い上がって、抜くに抜けなくなってしまっただけの枠です。

実際、蟻地獄によるサイクルカット能力により、相手はダグトリオに不利なポケモン、特に浮いてない電気タイプや炎タイプを余り出してこなくなったので、選出が読みやすくなったかなー…と。

結果的に相手はダグトリオに有利な選出をしてくるため、『出さない方が強い』と言う状況に。

XYのストーリーで殿堂入り後のパレードに、特に何もしてないのにしゃしゃり出てくるダンスデブを思い出します。来期は、ダグトリオ使いません。




基本選出はミミロップスイクン+Z枠、適時サンダーを投入という感じでした。ダグトリオは応援。

ミミロップ以外の足が遅く、高速アタッカーに制圧されてしまうこと多数。具体的には、バシャーモとスカーフテテフ。とにかくこの2体に頭を悩ませるシーズンでした。

ミミロップ軸で戦うポイントは、ミミロップの上を取るアタッカーを仕留めること、物理受けを崩す事の2点。これらさえ何とかなれば、ミミロップで抜いていく事が可能になります。

膝を割って敗北という事態が定期的に訪れるため、安定性を欲するのであれば、ボーマンダメタグロスを使った方が良いです。ただ、ミミロップ軸構築には独自の面白さがあり、新たな発見も多く、研究のしがいがある楽しいシーズンとなりました。
応援しかしてない奴が居る等、完成には程遠い構築ですが、今後も考察を深めて、ミミロップを愛でたいと思います。


おつかれさま