メノノリの日記

ポケモンやります

【USMシーズン7】激流ゲコグロス対面構築【最終2001】

こんにちはメノノリです。
TN『メノノリ』で潜ってました。
結果を出せなかった前期の悔しさをバネに、目標としていたレート2000に到達した構築を記事にまとめました。読んで頂けたら嬉しいです。



★構築★
f:id:tak820:20180121191834p:plain
f:id:tak820:20180123195003p:plain
時間が掛かり、受けに回るサイクルパに苦手意識を持ち、対面構築を組もうと思ったところからスタートしました。サイクルパを綺麗に回す人は、本当に尊敬します。
対面性能に優れるメガメタグロスゲッコウガの2体を軸とし、攻撃範囲、行動保証のあるポケモンで周りを固めました。
運負けの要素を出来るだけ排して、運勝ちを拾うことも意識しました。以下、個別解説です。


f:id:tak820:20180121193951p:plainメタグロス@メタグロスナイト

陽気 クリアボディ→硬い爪

183(220)-177(92)-170-112-130-170(196)

アイアンヘッド / 地震 / 岩石封じ / 草結び

今回のメガ枠であり対面の要。ウルボ入り色違いメタグロス、NN『マジンガさま』です。

ギリギリまで火力と素早さを削り、耐久を高めています。調整は、CSメガゲンガーのシャドボを耐えて、返しの地震で倒せる位(高乱数)。素早さは最速ガブ抜き。
技構成は、どのレート帯にも多い『カバ+リザ+フェアリー』の並びを強く意識した4つ。
一風変わった型ですが、これはメタグロスはアイへを覚えていれば最低限やりたいことは出来るため、その他の自由度は高いと言う持論に基づいたモノです。

岩石封じはリザガモスに撃つのは勿論、起点回避、後続のサポートとして有用な技です。

草結びはカバやヤドラン、メガギャラへの打点。2000を達成した試合では、ヌオーを消し飛ばすのに使いました。硬い爪補正により、陽気であってもそこそこ火力が出ます。具体的にはカプ・コケコの草結びと同じ位。

たくさん怯ませてくれてありがとう。ミミッキュに強いメガ枠は本当に心強かったです。ゴーストZは勘弁な。


f:id:tak820:20180121192644p:plainゲッコウガ@気合いの襷

控えめ 激流

147-*-88(4)-170(252)-91-174(252)

熱湯 / 悪の波動 / 水手裏剣 / 挑発

選出率No.1の構築軸、激流襷ゲッコウガです。
変幻自在ゲッコウガとは全く別の生き物であり、その対応範囲は浅いが非常に広い。

熱湯と悪の波動の試行回数を増やすことが肝であり、何度も何度も、追加効果を引いて試合を有利に進めてくれました。激流水手裏剣も沢山ヒットさせてくれました。
相手が変幻自在前提の動きをしてくれる事も多く、そういった意味でも運勝ちを拾いやすいポケモンです。

冷凍ビームを切った弊害は勿論ありましたが、挑発はギャラドスの竜の舞、クレセリアトリックルーム等、致命的な変化技を封じるために必須だと考え、どうしても外すことは出来ませんでした。

水・フェアリータイプに弱い点は、周りをそれらに強い駒で固めることでフォローしました。
このポケモンが居なければ2000突破は有り得なかった。感謝。


f:id:tak820:20180121193006p:plainアーゴヨン@拘りスカーフ

控えめ ビーストブースト

148-*-93-196(252)-94(4)-173(252)

竜の波動 / ヘドロウェーブ / 火炎放射 / 10万V


今期MVPのフィニッシャー。

スカーフ型に良く採用されている竜星群・蜻蛉返りでは無く、竜の波動・10万Vを採用しました。

《竜星群󾫶竜の波動》
スカーフアーゴヨンは手負いの相手に対して死に出し、ビーストブーストの起点にすることを前提としています。よって、竜星群で無理に火力を出すより、以降も連打の利く竜の波動を選択しました。実際に竜星群が無くて困ったことは無く、命中も安定しているため正解でした。

《蜻蛉返り󾫶10万V》
蜻蛉返りが最も有効に働くのは、ミミッキュや襷持ちと対面した時だと思います。ところが、初手対面でも無い限りその様な場面は訪れず、この技は必要ないと判断しました。代わりに入れた10万Vは、レヒレ+カグヤの並びに通り、ゲッコウガを一撃で倒せ、ドヒドイデギャラドスに大きな打点となる等のメリットがあります。

素早さにブーストを掛けなくても、初速から多くの相手を抜けるのは頼もしかった。
相手の鋼枠さえ始末すればヘドウェか竜波が一貫することも多く、様々なゲームを決定付けてくれました。



f:id:tak820:20180121193650p:plainミミッキュ@ミミッキュ

意地っ張り 化けの皮

149(148)-143(156)-123(180)-*-126(4)-119(20)

じゃれつく / シャドークロー / 影打ち / 剣の舞

ミミッキュ枠として、ミミッキュを採用しました。

調整はよくあるABミミッキュの耐久から、少しだけSに割いたものです。これはミラー対策、また、ABミミッキュを意識してSを117~118位に調整しているポケモンが散見された為です。実際に、相手のミミッキュを抜いて勝てた試合もあったので正解。

技構成はじゃれ影剣舞までは確定、残りの一枠には呪いを採用した方が対応範囲が広まりますが、今回はシャドクロを選択しました。対面構築におけるミミッキュはラス1で繰り出した時が最も強力ですが、呪いは後続が居ることが前提の技となります。それならば、安定したダメージソースがあった方が良いと判断。ただ、1回オニゴーリに嵌められた時はちょっと後悔。

あまりにも強力なポケモンですが、どのパーティにも対策枠があり、一筋縄ではいきません。一番 大事なのは、Zを切るタイミング。透かされないよう、細心の注意を払いました。



f:id:tak820:20180121194601p:plain霊獣ボルトロス@カクトウZ

穏やか 蓄電

185(244)-*-102(92)-166(4)-129(140)-125(28)

10万V / めざパ氷 / 気合玉 / 悪巧み

耐久にがっつり割いた特製の霊獣ボルトロス。詳しい調整は、単体考察記事を参照して頂きたいです。
tak820.hatenablog.com


主に、ミミッキュを選出できない鋼絡みのサイクルパ相手が主な出番です。故に、持ち物は鋼を倒すカクトウZで確定。

体感ですが、火力や素早さを削った弊害より、耐久を高めた事で得られるメリットの方が遥かに多かった様に思います。こいつが相手取るサイクルパはどうせ鈍足ですし、火力も悪巧みでカバーできますしね。
多くの攻撃を一度は耐えるため、選出しやすかったです。



f:id:tak820:20180121195241p:plainフシギバナ@フシギバナイト

控えめ 新緑→厚い脂肪

187(252)-108-151(60)-170(100)-152(92)-101(4)

ギガドレイン / ヘドロ爆弾 /めざパ炎 /地均し

メガ枠その②。メガフシギバナを一撃で倒せる採用率の高いポケモンはテテフとボーマンダ位であり、持ち前の耐性と耐久で幅広い相手と戦うことが出来ると考え採用に至りました。ゲッコウガの苦手とする、水フェアリー、キノガッサへの選出圧力枠でもあります。

調整はミミッキュの+2ぽかぼかフレンドタイムと影打ち、臆病リザYの晴れオバヒを耐える位。素早さは地均し1回で準速ミミッキュ、2回で最速メガゲンガーを抜ける様に。

地均しはミミッキュの皮を剥ぐ時に使ったり、ヒードランやゲンガーの身代わりの起点となるのを防ぐ際にも重宝します。

対面構築にフシギバナを採用することに最初は懐疑的な部分もありましたが、胞子や宿り木、毒毒が通じず多くの水、草、電気、フェアリーに強いと言った独特な性能を充分に発揮し、メタグロスと共に立派にメガ枠二枚看板を務めあげてくれました。



★選出★

ゲッコウガ+メガ枠+α

ほぼ全ての構築にゲッコウガを選出。先発が基本ですが、ステロが無いと判断した場合は後ろに置いておく事もありました。
αの枠は基本はミミッキュですが、アーゴヨンを通せそうな時は積極的に選出していました。サイクルパは霊獣ボルトロスで破壊。






今期も楽しくポケモンをする事が出来ました!これも、共に戦ってくれたパーティメンバー、対戦相手の方々、そして、ブログを読んでくださる皆様のおかげです。本当にありがとうございました。来期も宜しくお願いします。