メノノリの日記

ポケモンやります

ポイヒガッサについて

暫く考察を続けていたコイツについて。

キノガッサの気合の襷所持率は、全シーズンを通して9割を越えています。つまり、バシャバトンの様な並びで無い限り、選出画面からポイヒを予想するのは難しい。出来る限り襷を偽装して構築することになると思います。



★技構成★

胞子と身代わりは確定。
残り2枠に関しては、僕が実際に使用した上での感想を交えて書かせて頂きます。


○S操作は必須

催眠+身代わり戦術は相手の上から行動する事を前提としているため、岩石封じorローキックは不可欠だと思います。
これらを採用しないケースとしては、バシャバトンから繋ぐ場合。この場合は、バシャーモとの相性補完が良く、ノイクンやグライオンにも強い種マシンガンを採用するのがベストかと思います。


○ビルドアップの詰ませ性能

僕が1番長く使っていたのがビルド搭載型。利点としては、

・ランドの蜻蛉返りを身代わりが耐えるようになる。

・時間を掛ければあらゆる敵を突破しやすい。
といったところですね。

ポイヒガッサを使って勝つときは大抵降参を貰います。そして1番それが多いタイミングが、意外にもビルドアップを見せたときでした。まだ攻撃すらしていないにも関わらずです。
このように相手に『あかん、詰んだわ』と思わせるのが、ビルド搭載型の最大の長所かも。


○気合いパンチは難しいが強力

ポイヒガッサは身代わりを残しつつ相手を突破するのが重要なのですが、気合いパンチは必ず後攻となってしまうため、身代わり壊される→気合いパンチで相手倒す→後続に上から縛られると言う可能性が出てきてしまいます。

こう言った事態に陥らない様にケアすれば強い技なのですが、立ち回りが繊細になります。
ガッサの攻撃性能が飛躍的に高まるのも事実。有効な選択肢なのは間違いありません。



結論として、無効化されないS操作、且つ攻撃手段でもある岩石封じが最優先。もう1つの枠は、

・ビルドアップ→詰ませ性能が高い

・種マシンガン→相手の身代わりに強い、草食以外に無効化されない

・気合いパンチ→遂行速度が飛躍的に高まる

・宿り木の種→他の型で手こずるギルガルドに強く、削りと回復を同時に行える


この辺から選択することになると思います。




努力値

砂ダメージやポイヒ効率を考えてH153(140振り)にするのが良いかなと。
HSベースであり、ポイヒ2回で身代わりの体力を賄えないH実数値16n+5~7、16n+13~15でなければ後は好みですね。



★構築の取り巻き★

胞子の通じないコケコ、レヒレ、草タイプに強いポケモンで固めていく事になります。一例として…

メガゲンガー
現状ポイヒガッサと組ませるなら、恐らくベストな相方。もしガッサが苦手なポケモンを出されても、影踏みでキャッチして処理。


霊獣ボルトロス
ヘドロウェーブや挑発、身代わり等により、コケコ・レヒレ・草タイプに強い。エレキネットでS操作をしてガッサで嵌めるのも面白い。


アーゴヨン
こいつも攻撃範囲の相性がとても良いです。自身の抜き性能が高いのも心強い。


メガガルーラ
特筆すべきは岩石封じ。自身の対面性能を引き上げるだけでは無く、ガッサの起点作りも兼ねます。


バトンバシャーモ
加速バトンを受け取ったポイヒガッサの制圧力は目を見張るものがあります。混乱実を持ったバトン特化型も良いですし、フレドラ/膝/守る/バトン@メガ石の様に、自らエースとして殴りつつ、受けに来たカバルドン等をガッサで起点にするのも強いと思います。




★最後に★

滅びや呪い、音技と言った対策要素が自然に組み込まれている構築が多いのも事実なので、そうそうキノガッサで全抜き連発!とはなりません。
しかし、型にさえ填まってしまえば抜けるのは中々難しく、強力なeasy win要素になり得ます。こう言った勝ち筋を1つ用意しておくことで、拾える試合を増やす事も出来る筈。降参を貰う瞬間はかなり病み付きになる為、是非とも1度試していただきたいですね。


※7世代の記事ですが今にも通じるところがあるのでこのままにしておきます。