今回はAIの話となります。
と言っても、自分にはAIの知識は全くありません。しかし、暇潰しや仕事の時にちょっと使っていたChatGPTでイラストを生成できると聞いたので、
『ポケモンSVでキャラメイクした主人公の姿のイラストを作り出す』
と言う遊びをやってました。
無料プランなので1日2〜3枚しかイラスト生成できない(1発で理想のイラストを出すのはほぼ不可能なので何度も調整が必要)と言う、「そもそもイラスト生成したいならもっと楽なアプリやプランがあるやろ」という縛りプレイ状態。だがそれがいい。
本題に入って、その主人公がこちら↓
SVでずっと愛用してるキャラメイク。
マリンキャップに黒髪ボブヘアー、ツリ目が特徴で僕の性癖が詰め込まれてるアレ。ちなみに、僕はヒロアカでは耳郎響香ちゃんが1番好きです。
この画像をそのままぶち込んで「これをイラスト化して」と言うと、何とかポリシーに反するので無理ですと言われます。
なので特徴を色々入力して服装再現できて、気に入った絵柄になれば良いなあ位でスタート。
取り敢えずワクワクしながら最初の生成。
出てきたのがコレ↓
なんか妙にムチムチしたエロいお姉さん出てきました。
流石に1発目で指示が少なすぎた様です。なんでこの人頼んでもないのにセーラー服着てるんだろう。
ちとアダルティックすぎるのでもう少し幼めに、服装の指示を細かく出すと…↓
かなり近づいた!
すでに再現度かなり高めのイラストが来ました。ただ、出で立ちに少女的な柔らかみが足りず、どちらかと言うと男の子に見えます。
その辺を調整して・・・↓
ちょっと女の子っぽくなった!
まだ淡白な感じの絵柄なので、これをベースにしてもっとポップで可愛らしい絵柄を目指していく事にしました。
あともっと目力が欲しい。うちの主人公の1番の魅力はツリ目とバサバサのまつ毛なのです。
しかし、後にこの2、3枚目の再現度が偶然高いだけだった事を思い知らされました。
ここまでが結構スムーズだったので油断してました。直前のイラストが鮮やかさが足りない絵柄だったので、調整すると・・・↓
・・・誰?
いきなり遠ざかってしまいました。何かセーラー服に戻ったり、サスペンダーやガーターベルトまでつけてるし、フェチズム詰め合わせセットみたいな女の子が出現。
これまで指示するばかりだったChatGPTに対し、何故こうなってしまうのか質問しました。GPT君との共同戦線の誕生です。曰く、「特徴をメモリとしてまとめておかないと安定した生成ができない」とのこと。
メモリをしっかり整理して鮮やかでポップな絵柄を強調すると…↓
かわいい!でも何か違う・・・
本来の服装はセーラー服ではなく襟付きのシャツです。にも関わらず何度も間違えてしまう。
これもGPT君に質問したところ以下のような回答が。
「“アニメ調の美少女”と言うメモリ設定をしているが、そうすると日本の一般的な制服に対するイメージが反映されることがある。特に明示されない限りアニメキャラの服装としてセーラー服が好まれる傾向がある」
これには「はあ〜…なるほど…」と納得してしまいました。指示していないはずのセーラー服の出現は、日本アニメ界における女学生への信仰の産物だった訳です。
ちなみに…
他にもこんなイラストが大量に出てきてます。セーラー服、恐るべし…。
右2番の腰つきが妙にエロいのが気になる。
ここから、セーラー服を出させずに服装を安定化させる闘いが始まります。
服装の特徴を何度も強調して記憶させて、なんやかんやで次に出てきたのがこれ↓
おお…何かテイスト変えてきたな…
今までにないイケメン美少女。これはこれで人気出そう。
ちなみに、この時点で既に5日経ってます。
「アホなの?」と思われるかもしれませんが、GPT君とイラストについて打ち合わせするのがライフワークになりつつあります。
「安定的な生成を行うにはどうすれば良いか?」
「特徴〇〇を△△へ変更」
「現在のメモリを提示して」
「特徴を簡潔にまとめる変更案を示して」
みたいな事を延々と相談してます。仕事かよ。
1日のイラスト作成の時間はすぐに終わってしまうので、自ずと確認作業が増える訳です。ネテロ会長の正拳突き修行が速すぎて、代わりに祈る時間が増えた現象に似てますね。
その後も試行錯誤を重ねて…結果的にできた画像がこちら↓
かわいい!!
特にアイラインと長いまつ毛が良いですね。
絵柄も可愛らしいので、これはこれで1つの完成とします。
ただし、これで終わりではありません。
これからもちょくちょくGPT君と相談しながら、次回作出るまでには納得いくSV主人公のイラストを作りたいと思います。
ここまでで7日費やしてます。
こんなアホな記事を読んでいただきありがとうございました。
いや、似てなくね?というツッコミは受け付けません。